夏が来る!バケーションに出かけよう!

2020年6月現在、コロナによる移動規制は徐々に緩和してきています。EU圏内を皮切りに、旅行で外国に行くことが許可されてきました。例年なら何か月も前からバケーションの予定を立てているドイツ人ですが今年はそういうわけにもいきませんね。

子供がいない人たちは必ずしもこの時期に休みと取るとは限らないのですが、子供がいる家族は必然的に学校の休みに合わせて休暇をとることになります。法律で決められている最低有給は週5日勤務の場合20日です。丸4週間ですね。会社によっては6週間ってことも多いです。夏休みに2,3週間まとめて休暇を取って、残りは冬休みや秋休みにとるというパターンが多いようです。

ドイツの夏休みでとても効率的なのは、州によって学校の夏休みの時期がずれていること。そうすることで、観光地や高速道路の混雑が解消されるんです。地続きのヨーロッパですから、海外旅行も車や電車で簡単に行けますし、格安航空券もたくさんあるので旅行天国です!

ちなみにドイツ人は世界でも有数の旅行好き民族だそうですよ。

ドイツ人 バケーションは何するの?

ドイツ人の旅行の仕方はかなり日本人とは違います。日本人は取れる休暇が少ない、かつヨーロッパ旅行は遠くて高いということもあり、例えばイタリア3都市周遊5日間!とかありますが、これ、ドイツ人にとっては冗談みたいな話です。

では、ドイツ人はどういう旅行をするんでしょう?

ドイツ人はただひたすら1か所に滞在することが多いです。もちろん、ドイツから日本などアジアに旅行に行った人はせっかく遠くまで行ったので、何都市も回っていることが多いですが、5日というのはまれです。2,3週間かけて日本を周遊した人を何人も知っています。豪勢ですよね。

ドイツ国内で一番人気はバルト海、ヨーロッパ内ならスペインの島など、海にほとんど面していないドイツですが、海辺は大人気です。海に限らず山や森といった自然に出かける人が多い印象ですね。

その中でも一番人気はスペインの島ではマジョルカ島で、まるでドイツのハワイです。コロナの規制後初めてマジョルカに飛行機が飛んだときはニュースにもなったほどです。

次の旅行を予約しよう

オンラインで例えばReise nachXX(都市名)と入れるといろいろなオンライン旅行会社が出てきます。例えばこちら日本でもおなじみです。サイトは英語でもあるので便利ですね。

こちらはドイツ語しかありませんが、代表的なオンライン旅行会社の一つです。

こちらは日本語もあります。

今年はコロナのこともあり、遠出をする人は少ないかもしれません。規制はどんどん解除されていっていますが、まだまだ予断を許さない状況ですので皆さんお気をつけてお出かけくださいね。

Gute Reise!