海外留学や移住のためのお得な送金方法

前回は日本円をお得にユーロに換金する方法をご説明しました。現金として空港などで受け取れば手っ取り早いのですが、留学資金や移住資金をすべて現金でもっていくわけにもいかないですよね。ちなみにドイツに持ち込めるユーロ現金は2020年6月現在1万ユーロまでです。

また、お子さんの留学などで定期的に海外送金が必要な場合もあるかと思います。円からユーロへの換金同様、海外送金手数料を抑えて、お得に送金したいと思いませんか。

ここでは手数料が安く抑えられる海外送金方法をご紹介します。

王道はやっぱりここ!トランスファーワイズです。

トランスファーワイズといえば安い!早い!安全!を売りにしているだけあって、とても便利です。

例えば10万円をドイツに送金したい場合、普通の銀行からだと3500-6000円ほどの手数料がかかります。もう少し安いのがネット銀行で楽天銀行だと1750円の手数料です。それがトランスファーワイズを使うこと686円にまで抑えられます。

トランスファーワイズの登録はパスポートや運転免許、マイナンバーがわかるものがあれば簡単にオンラインでできます。

登録も早いですが着金も早いです。今までの私の経験でいうと3営業日以内に着金していることが多いです。

送金する金額を実際に入れて、他社サービスと比較をみてみましょう。

気を付けないといけないのは手数料だけではなく、レートです。銀行などは独自のレートで計算するので、手数料が安くてもレートが悪ければあまりお得じゃないということになりますね。手数料をみても為替レートをみてもトランスファーワイズが明らかに安いです。

トランスファーワイズは最強か?

安い、早い、安全のトラスファーワイズがあれば大丈夫!

・・・ちょっとお待ちください。留学などの長期滞在になると10万円じゃ足りないですよね。ドイツに留学する場合は閉鎖口座の開設が求められますが、口座に入れておく額は1万ユーロほどです。閉鎖口座に関してはこちらもご参考にされてください。

10万円までの手数料はトランスファーワイズが一番安かったことがわかりましたが、50万円だとこうなります。

50万円になると手数料に関しては楽天銀行が一番安く1750円の、次に新生銀行で2000円の手数料。でも、よく見てみると受け取り金額はやっぱりトランスファーワイズが一番多いんですね。その差は38ユーロほど。この差は為替レートによります。トランスファーワイズは手数料が安いだけじゃなく、為替レートも有利なんです。

さらに送金金額が100万円になるとどうでしょうか。

トランスファーワイズは手数料だけを見るとどこよりも高いですが、受取金額はどこよりも多いです。換金する額が大きければ大きいほど、為替レートの影響が強いということですね。

為替レートの影響が強い、、これ、どこかで聞いた話ですね。そう、前回のお題であるユーロにお得に換金しようというというこちらの記事です。

今回は、日本円で持っているお金を海外に送金する場合はトランスファーワイズが最強というお話でしたが、前回ご紹介した方法ですでにユーロに換金している場合はどうなのかを次回ご紹介します。

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