コロナ渦で滞在許可更新!大丈夫?!

2021年4月現在、ドイツでコロナはいまだに猛威を振るっていますが、滞在許可、ビザ更新はどうなっちゃっているんだろうと、心配されている方も多いと思います。

現在、ドイツは大型ロックダウンが施行されています。スーパーなど生活の必需品を売るお店は今まで通り営業していますが、そのほかの小売店は入店人数に制限をかける、入店するのに事前予約をする、簡易抗原テストの陰性証明を取ってから入店する、レストランは持ち帰りのみ、、など様々対策をしています。

さて、そんな大型ロックダウン中でも滞在許可(ビザ)は規定通り更新しなければいけません。

コロナ渦で果たして更新できるのか?コロナのせいで売り上げが落ちている、短期就業給付金を受給している、、などなどいつもより心配事は多いと思います。

結果からいえば、きちんと準備していれば更新は難しくないです。

4月にフリーランスビザを更新した方からのレポートがありましたので、共有させていただきます。

ベルリン移民局でのビザ更新レポート


建物のゲート前にはセキュリティが4人ほどいて20~30人ほどの人が待たされていました。しばらくすると「12時の予約者は並んで」と言われ一列になって時間が来たら予約表を見せ入館。3月までは通訳を同伴してはいけないとなっていたので心配したのですが、同伴者に対して全くのスルーでした。

ほぼ時間通りに番号が表示され、部屋に行くと初めて担当官が同伴者を確認。といっても「あなたは?」くらいの軽いもので追い出す素振りはなかったです。席に着くとパスポート、写真と書類を全部渡すよう言われました。書類は一枚一枚チェックされ、特にお金関係をじっくり見ていました。Coronahilfe(コロナ救済給付金)を受け取ったかとも聞かれました。一通り書類の確認が済んだところで、3年のビザを発行しますといわれました!

このように、なんとも拍子抜けするほどスムーズにことが進み、肩の荷がおりました。

ベルリンの移民局に予約をする場合はこちらから!

ビザ更新の決め手は書類の準備

コロナ渦の時だけではなく、常にドイツは書類社会です。特にお役所関係は、書類のを山のように提出しないといけないこともあります。そして不備があれば、予約からやり直しということもたびたびあるのが現実です。

フリーランスと比べ被雇用者として働いている方は必要書類は少ないですが、健康保険、収入関係に関する書類はどちらにしても必須です。今回は新規の申請(ドイツで初めての滞在許可申請)ではなく、更新でしたので「きちんとドイツで働いて、生活するのに十分なお金がありますよ」というのを見せることが重要になってきます。新規の場合はドイツでの実績がまだないのでまた重要ポイントが違ってくるので、こんど新規の申請についても触れていきたいと思います。

コロナは収束するばかりか全く勢いが収まらないドイツですが、みなさん十分にお気をつけてお過ごしくださいね。

コロナ渦中に本帰国される方もいらっしゃるかと思います。本帰国されるかたの様々な手続きについてはこちらもご覧ください。

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