コロナ禍のイースター休暇 ドイツでは

イースター休暇って何?

以前は聞き慣れなかったイースターですが、近年は日本でも東京ディズニーランドでイースターのイベントがあったりとずいぶん市民権を得ていますね。キリスト教圏のヨーロッパで、イースターは大変意味を持った祝日です。イースターは復活祭とも言われ、十字架にかけられたイエス・キリストが3日後に復活したと言われる日です。

ドイツではOrstern(オースタン)といわれ、他のヨーロッパ諸国と同じように祝日です。普通の日曜日と同様、ドイツではスーパーやデパートなどはどこも閉まっています。この時期にドイツを旅行する方はお気をつけくださいね。

さて、このイースター休暇ですが、実は移動祝日で毎年同じ日にあるわけではありません。例えば2020年は4月12日、2021年は4月4日、いずれも日曜日なのは、キリストが復活したのが日曜日だからだそうです。3月21日の春分の日以降で最初の満月の次の日曜日がイースターというわけです。イースターは日曜日と書きましたが、祝日なのは日曜日だけではありません。イースターのある日曜日の直前の金曜日はKarfreitag(カールフライターグ)という日で、聖金曜日や受難日ともいわれます。この日を皮切りに月曜日までお休みを取るお店や会社が多いです(実際には土曜日は普通の土曜日ですので私の住むベルリンではスーパーなどはやっています。)

イースター休暇になにするの?

イースターはクリスマスと同様ドイツでは家族と過ごす休日です。先述したように、イースター休暇中は日曜日だけでなく、金曜日と月曜日もデパートなどの商店はは休みです。普段忙しくてなかなか会えない家族や親せきが集まって一緒に食事を作って食べたりするのがドイツでのイースターの過ごし方です。

そして、イースターといえばエッグハント。ドイツの家庭では子供たちが自分たちで色をつけたり絵をかいたりします。イースターエッグ用の食紅や食紅ベースのペンがイースター前になるとスーパーやドラッグストアで買えるんです。専用の食紅を水で溶かし、おおさじ2杯くらいの酢を混ぜ、ゆでたて熱々の固ゆで卵を液に浸して待つこと5分ほど。カラフルな卵ができあがります。

この卵は前日に家の庭や家の中、または近くの森に親が隠しておいて、イースターサンデーの朝に子供たちが探すのです。そして、子供たちが見つけるのはカラフルな卵だけではありません。ウサギやひよこの形をしたチョコレートやちょっとしたプレゼントも見つけるので、子供たちは大はりきりです。

2020年のイースター

さて、この記事を書いている2020年4月は世界中で新型コロナウィルスが猛威をふるっている真っ最中です。ドイツは3月22日から外出制限が出ています。当初は2週間の予定でしたが、その後メルケル首相はイースター休暇が終わる4月19日まで制限を延長することを発表しました。

家族でご飯を食べたり、毎年恒例の友人家族と集まって貸し庭でのピクニックも今年はできません。なんともつまらないイースターです。

4月13日現在、ドイツのコロナ感染者は123,016人で、前日比は+2537人です。まだまだ予断を許さない状況なので、このような判断も仕方ないですね。

イースターサンデーは20度を超える春の陽気だったので、近所の公園を散歩してきました。(外出制限があっても家族での散歩は許されています)同じように家族で散歩する人や日向ぼっこをする人が2メートル以上の間隔をとってゆっくりくつろいでいました。

日本は通常なら新学期ですね。日本も感染者数がまたのびてきているようです。十分に注意してお過ごしください。

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